落ち葉から朝焼けまで ― 心が育った2学期のしめくくり

野菜やお米の収穫、お店屋さんごっこ、秋祭り、池掃除、餅つき……。
たくさんの行事に彩られた2学期。
その一つひとつを、友だちと「何をしたい?」「どうする?」と話し合い、決めてきました。
積み重ねた経験は、子どもたちの体だけでなく、心も大きく、そして逞しくしてくれたように感じます。

いよいよ最終週。
頭まで埋まってしまうほどの落ち葉ダイブや、「忍者修行!」と名付けられた岩のぼりミッションを思いきり楽しみ、自然の中で全身を使って遊び尽くしました。

そして毎年、感謝の気持ちを込めて行う大掃除
「これ、工作のときのペンの跡だ!」と、汚れ探しは宝探しのよう。


新聞紙で磨いた窓は手垢もすっかり消えてピッカピカ。


床ではいつの間にか学年対抗の雑巾がけ競争が始まり、笑い声が響いていました。

待ちに待った冬のお泊り会
午前中は「焼き焼き」。好きな食材を自分で焼き、ピザもウインナーもぺろり。


午後は翌日のクリスマス会に向けて、輪飾りや切り絵でお部屋を飾り付け。


日が暮れると、窓から見える夜景に思わずうっとり。

夜のナイトハイクでは、あごの下をライトで照らしたお化けたちが、広場で転がったり、追いかけっこをしたりと、最後まで元気いっぱい。


年長さんだけのナイトハイクでは、静かに森を歩き、木々の奥に光る鹿の目の反射「タペタム」を見つけ、息をのむ瞬間もありました。

夜は寝袋の中ですやすや。
朝5時半過ぎ、「あれ、もう朝!?」の声とともに、山際がオレンジ色に染まる朝焼けを眺めました。
展望広場で「みなさん、おはようございます!」と町に向かって元気なあいさつ。新しい一日の始まりです。

森の動物に変身して、おはようのご挨拶!

保護者の皆さまが集まり、クリスマス会がスタート。
年長さんのハンドベル「星に願いを」にうっとりした後は、全員での演奏と歌。


保育留学生が歌っていた英語の「きらきら星」を、英語で歌える友だちが皆の前に立ち、毎日少しずつ教えてきた成果がしっかりと響いていました。

劇「森のクリスマス」では、バイオリンやピアニカ、笛や太鼓の音色とともに、かわいい森の動物たちとサンタクロースが登場。


劇の跡、サンタのおじさんを歌で呼ぶと、にこやかなサンタさんが現れ、年長さんの質問にも丁寧に答えてくれました。

「お年寄りで重いプレゼントを運ぶのは大変じゃないの?」
「どうして大人にはプレゼントがないの?」

サンタさんは、
「サンタの国では、年の数え方が違うんだよ」「1000歳だってまだ若者」
「プレゼントはね、大人になると“人を喜ばせる力”に変わるんだ」
と、優しく教えてくれました。
その力を使って、たくさんの人を喜ばせる大人になってね――そんな言葉を残して帰っていったサンタさん。ありがとう。

サンタクロースさんから素敵なプレゼントをもらいましたね。                  

自然にハグをしてもらう姿にほっこりしました。

その後は、保護者の皆さまからの愉快な劇のプレゼント。
サンタさんの言葉どおり、喜びを渡せる大人たちに囲まれていることを、改めて感じる時間でした。

持ち寄りのクリスマスパーティーでは、ほっぺたが落ちそうなごちそうが並び、みんな自然と笑顔に。


片付けを終え、終業式では、自分たちで作った枯露柿のメダル切り干し大根を受け取り、誇らしげな表情を見せてくれました。


最後は「さよならあんころ餅」で、2学期にさようなら。

家族ぐるみで楽しみ、地域の方々に支えられた2学期。
柿や栗を分けていただき、人の温かさに包まれながら、子どもたちは少しずつ愛を知っていくのだと思います。

3学期も、またどんな物語が生まれるのか――
今から楽しみです。

たまちゃん

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