「!」が心に灯った数日間 〜本物に出会い、学びを刻んで〜

防災安全センターを訪れたこの日。
煙の中を進む「煙体験」、体がぐらりと揺れる「地震体験」、そして本物の消火器を使い、煙がどのように広がっていくのかを目で見て学びました。

さらに特別に、消防学校の見学もさせていただきました。
日頃、消防士の方々が実際に訓練をしている場所です。
急角度の場所に水を流す訓練、斜面に車を吊り上げて行うレスキュー、ロープを使って横に進んだり、高いところまで登って下りてくる訓練。

中でも子どもたちが息をのんだのは、実際に火をつけて消火訓練を行う建物や、大量の水を入れて対応を学ぶ建物

「もしも」を想定した訓練の一つ一つが本物であることが、ひしひしと伝わってきました。

最近続いている山火事の話も聞き、前日まで消防活動にあたっていたというお話を、リアルな言葉で教えていただきました。
子どもたちの表情は真剣そのもの。
自分たちの日常のすぐそばにある危険について、心で考える時間になりました。

すべての体験を終えたあと、一人ひとりに手渡された**「防災隊員修了書」**。
少し誇らしげに受け取る姿は、今日の学びをしっかり受け止めた証のようでした。

翌日は考古博物館へ。
土器の形の違い、竪穴式住居の中にある獣や土偶の意味…。
少し難しいお話にも、目を輝かせながら耳を傾けていました。

黒曜石の鏃に心を奪われる子、きらきら光る水晶の装飾品に見入る子、
「この土器、かわいい!」と愛でる子。
感じ方はそれぞれですが、今と昔の暮らしの違いに、確かな興味が芽生えていました。

その後は土を練り、土器づくりに挑戦。
縄や木の枝で模様をつける姿は、まるで小さな芸術家。


焼き上げはこれから。
「どうか割れませんように…」と、少しドキドキしながら作品を見守っています。


翌々日は、園に寿司職人のお父さまをお迎えし、寿司職人修行の日。
新聞紙で作った大将とおそろいの帽子をかぶり、気分はすっかり職人です。

「今日は修行だからね」と朝の会で伝えましたが、
優しく、丁寧に技を見せてくださる大将の姿に、子どもたちは修行というより“技を味わうギャラリー”。
アジの三枚おろし、皮を引く早業に、思わず拍手が起こりました。

いざ自分たちで握ってみると、真剣な表情。
「できた!」の声と笑顔があふれます。

初めてお寿司を握ったよ!


タッパーに入れて持ち帰る予定だったお寿司は、気づけば子どもたちのお腹の中へ。
握りも、細巻きも、太巻きも、まるで飲み物のように、ぺろりと完食でした。

最後には、
「命をいただきました。ごちそうさまでした。」
その言葉を、しっかりと口にする姿がありました。

15合ペロリ!

そして、お誕生日会。
今月は4人のお友だち…のはずが、「どうしても入りたい!」という声もあり、にぎやかな5人のお誕生日会になりました。

好きな遊びを話してくれたり、かわいい顔からは想像できない変顔を披露してくれたり。
年上のお友だちは、得意なことを堂々と発表。
きれいな音色のピアニカ、クリスマスのリーダーになりみんなに教えてくれた英語の歌――心がふっとほどける、うっとりする時間でした。

みんなで歌う「ハッピーバースデー」と、大きな拍手。
友だちと保護者の皆さまのあたたかさが、冷たい北風をやさしく吹き飛ばしてくれました。

驚いて、感じて、考えて、いただいて、祝う。
この数日間で、子どもたちの心は、またひとつ大きく育ったように感じます。

にっこにこの森には、笑いと驚き、そして発見がいっぱい。
また一緒に、元気いっぱいあそびましょうね。

🌱たまちゃん🌱

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