転んでも笑顔、立ち上がれば成長。

先週も、にっこにこらしい笑顔と挑戦がたくさん詰まった一週間となりました。

まずは畑で、玉ねぎとニンニクの収穫です。大きく育った玉ねぎは「スポッ!」と気持ちよく抜け、子どもたちは「やったー!」と大喜び。しかし、収穫した後が本番です。抜く人、一輪車で運ぶ人、玉ねぎを広げる人、茎を切る人と、それぞれが自分の役割を見つけ、力を合わせて作業を進めました。一人では大変な仕事も、仲間とならどんどん進んでいきます。

続いて挑戦したのはニンニクの収穫。こちらは玉ねぎのようにはいきません。全身の力を込めて「うーん!」と引っ張ると、勢い余って後ろへゴロン!まるでひっくり返ることまでが収穫の一部のようです。「見て見て!」と得意げに転ぶ姿に、周りのお友達も「ぼくも!」「わたしも!」と挑戦。何度転んでも笑って立ち上がる姿は、まるでだるまさん。転んでもまた立ち上がる、そのたくましさこそ子どもたちの大きな力だと感じました。

収穫の後は、鉢を頭にのせた「鉢かぶり姫」ならぬ農作業用のテミをかぶった**”テミかぶり姫”**が登場!

新しく完成した鶏小屋や、まだ住人がいないヤギ小屋は、あっという間に子どもたちの秘密基地へと変身しました。遊び場は、大人が作るものではなく、子どもたちの想像力が完成させてくれるのだと改めて感じるひとときでした。

ご飯づくりの日は、畑の恵みが主役です。「野菜ピザ」では野菜が苦手なお友達もいるかもしれない…ということで、今年は親しみやすい**”ポテトピザ”**に名前を変更!ジャガイモを土台に、畑で採れた玉ねぎ、トマト、ピーマン、ナス、トウモロコシに、ベーコンやソーセージ、チーズをのせて焼き上げました。

スープづくりでは、「野菜が苦手なお友達にも食べてもらいたい!」と、スペシャリスト包丁部隊が結成。野菜を細かく刻み、すするたびに自然と口へ入る”野菜克服大作戦”が始まりました。その作戦は見事に大成功!「おいしい!」という声があちらこちらから聞こえ、自分たちで育てた野菜のおいしさを、みんなで味わうことができました。

「まだ入っているのかお試し中〜」

お片付けもプロフェッショナル。きれいに鍋を洗い、鉄板をじゃりじゃりと流す姿がみられました。

そして、この週は最後のプール活動も行いました。小さいお友達は、水に浮く心地よさや流れを感じながら、水と仲良しに。大きいお友達は「最後だから、こんなこともやってみたい!」という思いを胸に、けのびやバタ足、ビート板を使った練習へ。さらに、中性浮力を感じながらフラフープをくぐり、まるで潜水艦のようにスイスイ泳ぐ姿も見られました。深いプールでも力を抜けば体が浮くことを知り、水を怖がるのではなく、水と仲良くなる方法を体で学んだ子どもたち。最後にはきれいな飛び込みにも挑戦し、それぞれが自分の成長を感じる締めくくりとなりました。

週の最後は、お誕生日会。梅干し、さしす漬け、梅ジュースづくりを楽しみながら、お祝いのフルーツ寒天も作りました。入園式の翌日、サクランボ受粉体験をしたサクランボも実り、真っ赤な宝石のようになってお誕生会の席に並びました。

そして、この日一番心が温かくなったのは、6月生まれのお友達の姿でした。人前に立つことが苦手で、これまでは恥ずかしさから緊張してしまうことが多かったお友達が、今年はみんなの前に立ち、照れながらも一生懸命に発表してくれたのです。その姿は、4年間積み重ねてきた毎日の挑戦が花開いた瞬間でした。

得意な縄跳びや木登りも堂々と披露し、その姿に保護者の方々、子どもたちや職員からも自然と大きな拍手が送られました。一人の成長をみんなで喜び合える温かな空気は、にっこにこの大切な宝物です。

畑では仲間と力を合わせることを学び、食では命の恵みに感謝し、プールでは勇気を出して挑戦し、お誕生日会では一人ひとりの成長をみんなで喜び合う――。

子どもたちは、自然の中で遊びながら心も体も少しずつ大きく育っています。一人ではできなかったことが仲間とならできるようになり、小さな「できた!」の積み重ねが、やがて大きな自信へと変わっていく。そんな子どもたちの姿に、今週もたくさんの感動をもらった一週間でした。

にっこにこの森には、笑いと驚きと発見がいっぱい。
さあ、次はどんな物語が待っているでしょうか。
また一緒に、元気いっぱい遊びましょうね。

たまちゃん

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