雨の森、宇宙人、そして宝物。子どもたちの心が動いた一週間

今週も、子どもたちの「なんで?」「やってみたい!」があふれる一週間でした。

月曜日は雨のお散歩。森の中は霧に包まれ、一面真っ白な世界。「なんだか違う国に来たみたい!」と、いつもとは違う景色に胸を弾ませながら歩きました。

道中では、大きなミミズを発見して大騒ぎ。

名前も分からない小さな虫を見つけると、虫眼鏡でじっくり観察し、図鑑を開いて夢中で調べる姿がありました。

「これかな?」「いや、こっちじゃない?」と友達と話し合いながら答えを探していく姿を見ていると、本当の学びとは、誰かに教えてもらうことではなく、自分の「知りたい!」から始まるものなのだと改めて感じました。

共食いをしているオタマジャクシを見つけると、「なんでなんだ~?」と真剣な表情で問いかける子どもたち。正解を急ぐのではなく、不思議を不思議のまま楽しめる感性は、この時期ならではの宝物です。

雨で地面に落ちていたセミを見つけた子どもたちは、そっと木へ戻し、「さようなら。元気でね。」と手を振っていました。小さな命を思いやる優しい心に、こちらまで温かい気持ちになりました。

翌日は、先週から続いていたキャンプ用ランタン作りもいよいよ仕上げ。細かな作業にも粘り強く取り組み、「早くキャンプで使いたい!」と完成を心待ちにしていました。

七夕飾りも少しずつ増え、「今日、織姫と彦星は会えるかな?」と曇り空を何度も見上げる姿も。

そして翌朝の朝の会。

「昨日、織姫と彦星見えた人?」

「はーい!」

半分以上の子どもたちが元気よく手を挙げました。

「ぼくは宇宙人まで見えたよ!」

……織姫、彦星、そして宇宙人。

昔から語り継がれる物語と最先端(?)の想像力が、何の違和感もなく一つにつながる子どもたちの頭の中。大人には思いつかない自由な世界に、思わず笑ってしまいました。

そんな探究心は、お弁当の時間にも発揮されます。

「アリは何が一番好きなんだろう?」

こぼれた具材を使って始まった実験。

①お米
②パスタ
③ブドウ

結果は……ブドウの圧勝!

自分たちで予想し、観察し、結果を楽しむ姿は、小さな研究者そのものでした。

週の終わりは、懇談会、年長登山報告会、誕生会、そしてお別れ会と盛りだくさん。

最後にはみんなで「ツバメ」のダンスを踊り、笑顔いっぱいの時間になりました。

年長登山報告会では、一人ひとりが山で見つけた「自分だけの宝物」を発表しました。

ハートの形をした葉っぱ。

宝石のように輝く石。

不思議な形をした木。

そして、「がれ場が大変だったこと」「最後まで頑張って歩いたこと」。

どの宝物にも、その子だけの物語がありました。

自分の足で登った山だからこそ味わえた苦しさ、達成感、友達と励まし合った時間。その経験は、「やればできる」という自信となり、これから先、何か壁にぶつかった時に、自分を支えてくれる力になっていくことでしょう。

誕生会では、歌や踊りが大好きなお友達が素敵なダンスを披露してくれました。大きな工作でみんなを驚かせてくれた力持ちのお兄さん、自分の得意なことを少し照れながらも誇らしく話す姿。そして、小さなお友達も胸を張って堂々と発表する姿に、会場は大きな拍手に包まれました。

みんなで作ったフルーツポンチも大人気。「おいしい!」と笑顔があふれ、食べ終わった後は、なんとスイカの皮がヘルメットに大変身!

遊び心いっぱいの子どもたちにかかれば、スイカの使い方は無限大です。

「なんで?」と立ち止まり、「やってみよう!」と挑戦し、「できた!」を友達と喜び合う。

にっこにこの森には、笑いと驚きと発見がいっぱい。
さあ、来週はどんな物語が待っているでしょうか。
また一緒に元気いっぱい遊びましょうね!

たまちゃん

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