稲刈りも、どんぐり工場も、森モリ給食も!にっこにこの子どもたちは大忙し♪

今週のにっこにこは、稲刈りからスタート!

田んぼに到着して、みんなびっくり。案山子の頭と体が見事に分かれているではありませんか! 獣の仕業? それともカラスとの攻防戦? お米を守るために、田んぼで何が起きたのでしょう……。真相は謎のままですが、なかなかの事件です。

さらに、稲をよく見ると、お米が6割、ひえが2割、草が2割……? 子どもたちと「ニラ」と呼んでいた草も混ざり、にっこにこの稲刈り史上、かつてない仕分け作業が待っていました。

それでも、子どもたちはへこたれません!

鎌を使って、できるだけ長く稲を刈り取ろうと、一本一本丁寧に作業を進めます。刈った稲を運ぶ子、稲と草を仕分ける子、保護者の方と一緒に稲を束ねる子。小さなお友達から年長さんまで、それぞれが自分にできることを見つけ、自然と仕事が分かれていきました。

いつもなら、とっくに終わっているはずの時間。それでも仕分け作業は終わりません。

「これは、お昼ごはんのあとも頑張るしかない!」

お昼前には、午後の作業に向けて「午後も頑張るぞー!」と乾杯し、みんなの士気を高めました。

お腹を満たした子から、次々と鎌を手に田んぼへ出動!

もはや稲刈りというより、己の道を切り開き、ゴールを目指す障害物競走のよう。小さなお友達も参戦し、まるで未知のジャングルを進む探検家です。目の前の稲を刈り、また刈り、ひたすら前へ!

そして、ついにすべての稲を刈り終えました。

稲掛けに稲を掛け終えると、地面にごろんと寝転がり、刈り取った稲を見上げる子どもたち。

「やりきったー!」

そんな声が聞こえてきそうな、誇らしい姿でした。

稲掛けのパイプを挟んでお友達とおしゃべりする姿は、まるで糸電話。さらに、萱ネズミの巣もたくさん見つけて大喜びです。

長い作業の中にも、遊びを見つけ、発見を楽しむ子どもたち。疲れたはずなのに、楽しそうな顔があちらこちらに見られました。

大変なことも、仲間と力を合わせれば乗り越えられる。自分にできることを見つけ、最後までやり遂げる。 そんなたくましさが、子どもたちの姿から伝わってきた一日でした。 

そして、この貴重な経験の裏には、保護者の温かいサポートがありました。苦戦する子どもたちに温かく見守り、手を差し伸べてくださったおかげで、安心して最後までやりきることができました。  

お米の神様も、きっとびっくりするほどの頑張りでしたね!

翌日は、どんぐり工場がフル稼働!

先日、森で拾ってきたマテバシイ。いよいよ製粉作業です。

トンカチで殻を割り、すりこ木とすり鉢でゴリゴリ、ゴリゴリ……。

いつもなら最後の仕上げは大人の出番なのですが、今回は違いました。

トンカチを振る手も、すりこ木を動かす手も、なかなかの職人ぶり。テンポよく作業が進み、気がつけば、どこかの食品工場かと思うほどの生産体制になっていました。

しかも、今回の粉は、なんとそのままどんぐりパンケーキが焼けそうなくらい、さらさら!

「そろそろ帰る準備をしようか」

「まだまだ!」

一度はまると、とことんやりたい子どもたち。何十回も繰り返し、どんぐりを粉へと変身させてくれました。

自分の手で割り、すりつぶし、少しずつ粉になっていく。その変化が面白くて、手を動かすこと自体が楽しくて、やめられない!

森からいただいたものが、食べものへと変わっていく過程を、体いっぱいで味わっているようでした。

さてさて、この粉で作るどんぐりパンケーキ。どんなお味になるのでしょう?

みんなの頑張りが、おいしい一枚につながりますように!

秘密の作業、始動! 森に小さな大工さんが出現

次の日からは、いよいよ秘密の作業がスタートしました。

好きな材木を見つけ、「これをどうしようかな?」と考える姿は、まさに大工さん。

なかには、マイヘルメットを持参し、鋸やトンカチに挑戦しようとする子も現れました。やる気は十分! ヘルメット姿もすっかり職人です。

道具の順番を待っているお友達も、ただ待っているわけではありません。

木に登ったり、カマキリやトカゲを帽子に乗せてお散歩したり、森の電車を動かしたり……。森には、待ち時間を退屈にさせない遊びが無限にあります。

自分で考え、試してみて、思い描いたものに近づけていく。うまくいかないこともあるかもしれませんが、納得するまで取り組める時間を大切にしていきたいと思います。

どんなものができあがるのかは、まだ秘密。

子どもたちの頭の中にあるものが、少しずつ形になっていくのが楽しみです!

金曜日は、愛情もおいしさも「森モリ」な給食の日!

金曜日は、保護者の方々が作ってくださる「森モリ給食」の日でした。

朝の会では、こんな疑問から話し合いが始まりました。

「どうして、森モリ給食っていうんだろう?」

「森で食べるから?」

「モリモリ食べるからじゃない?」

「筋肉が森モリになるから!」

子どもたちの想像は、どんどん広がります。筋肉まで登場するとは、さすがにっこにこ!

そこで、保護者の方に答えを聞いてみると……

「みんな正解!」

森で食べることも、モリモリ食べることも、元気いっぱいになることも、みんなつながっているんですね。

そして、この日の給食は、名前に負けない豪華版!

サクサクのコロッケに野菜のフライ、具だくさんのお味噌汁、お芋ごはん、デザートには白玉団子。おいしそうなごちそうを前に、子どもたちのお箸もどんどん進みます。

おいしいものを食べると、自然と笑顔が広がります。作ってくださった方の愛情まで、しっかりいただいたような時間でした。

食べ終わったあとは、大きな鍋やボールも自分たちで洗います。

おいしく食べて、おしまい! ではありません。作ってくれた人への感謝を、言葉だけでなく、自分の手を動かすことでも伝えます。

そして最後に、「ごちそうさまでした!」

お腹も心もいっぱいになった、森モリ給食でした。

大変なことも、楽しいことに変えていく力

今週の子どもたちは、田んぼで稲刈りに奮闘し、どんぐりを粉にし、木と向き合い、愛情たっぷりのごはんをいただきました。

一つひとつの活動は違っていても、そこには共通する姿があります。

それは、目の前のことに夢中になり、自分にできることを見つけ、仲間と一緒にやってみること。

大人から見れば、時間がかかることも、思いどおりに進まないこともあります。でも、子どもたちはその中に面白さを見つけ、自分なりのやり方を考え、最後まで挑戦していきます。

誰かに言われたからではなく、「やりたい!」「もっとやってみたい!」という気持ちが、子どもたちを動かしているのです。

そして、夢中になっているうちに、昨日はできなかったことができるようになったり、友達と力を合わせる喜びを知ったり、いつの間にか心も体もたくましくなっていたりします。

そんな成長の瞬間に出会えることが、私の何よりの喜びです。

今週も、田んぼに森に、子どもたちの「やってみたい!」があふれていました。

にっこにこの森には、笑いと驚きと発見がいっぱい。
さあ、来週はどんな物語が待っているでしょうか。
また一緒に元気いっぱい遊びましょうね!                                  森の子どもたちの冒険は、まだまだ続きます!

たまちゃん

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