にっこにこの子どもたち、今週も大活躍!〜干し柿職人から脱穀マスターまで〜

にっこにこの子どもたち、今週も大活躍!〜干し柿職人から脱穀マスターまで〜

今週のにっこにこは、醤油に干し柿、サツマイモ、そしてお米! 秋の恵みをいただくために、子どもたちは大忙し。さらに、手のひらから生まれるアートに、心あたたまるお誕生日会まで。笑いあり、驚きあり、感動ありの一週間をお届けします!

火曜日:干し柿職人に、芋掘りハンター参上!

この日は、醤油の天地返しからスタート。醤油のお世話を終えると、次は柿を収穫して、皮をむき、干し柿づくりに取りかかりました。

柿を手にした子どもたちの動きが、まあ、速いこと!

ピーラーを握る手つきは、驚くほど丁寧。そして、そのスピードにも拍手を送りたくなるほどです。

「えっ、園児って、こんなに上手にピーラーを使えるの!?」

思わず、どこかの実演販売に出演してほしくなりました。目の前で柿の皮をスルスルむいて、「ほら、こんなにきれいにむけました!」なんて披露したら、ピーラーが飛ぶように売れるかもしれません。

それにしても、むいてもむいても、まだまだ出てくる柿、柿、柿!

大人なら、途中で「まだあるの……?」と遠い目をしてしまいそうな量です。

ところが、そこは底力のあるにっこにこの子どもたち。

「任せて!」と言わんばかりに、どんどん手を動かし、見事にやり遂げました。こうして、たくさんの柿が干し柿になる準備を終えました。おいしくなる日が待ち遠しいね!

そして、最後はサツマイモ掘り。

土の中から現れたのは、「これ、本当にサツマイモ?」と思うほどの大物です。

ツルをたどりながら、「このへんか?」「もう少し下かな?」と土を掘る子どもたち。その姿は、まるでお宝のありかを探し当てる芋掘りハンター!

土の中に隠れたサツマイモを見つけたときの喜びは、まさに宝探しの大当たりです。

そして、おなかいっぱいになったのは、にっこにこの子どもたちだけではありません。

サツマイモの蔓をもぐもぐ、もぐもぐ。まるでわんこそばを食べるかのような勢いで食べ続けるのは、ヤギのチャイちゃんとミルクちゃん!

「まだ食べるの!?」と驚くほどの食欲です。帰る時間になっても、ふたりのお食事タイムは終わりません。いったい、どこまで食べられるのでしょうか……。結局、限界値は謎のまま。恐るべし、チャイちゃん&ミルクちゃん!

干し柿づくりに、サツマイモ掘り、そしてヤギたちのお食事会(!?)。秋の恵みを手に入れるため、にっこにこの子どもたちは今日も全力です!

水曜日:昔の農家さんもびっくり!? 脱穀マスター誕生!

次の日は、乾かしておいた稲の脱穀です。

登場したのは、昔ながらの足踏み脱穀機。

足で踏みながら、手元の稲を扱うこの作業、見ているだけなら簡単そうですが、実際にやってみるとなかなか難しい!

足を踏んで、踏んで、稲を扱って……。最初はぎこちなかった動きも、繰り返すうちにだんだんスムーズになってきました。

気がつけば、足と手が息ぴったり。

足踏み脱穀

これはもう、昔の農家さんが見ても「なかなかやるじゃないか!」と太鼓判を押してくれそうな、立派な脱穀マスターです。

続いて登場したのは、もみ殻を飛ばす農機具。

子どもたちにとっては「大きい扇風機」です。

たしかに、風を起こす仕組みは扇風機にそっくり。でも、こちらはお米ともみ殻を分けるための大切な道具です。

回転の調子もだんだん上がり、作業する姿も堂々たるもの。

農林扇風機?

「昭和初期の農家に、こんな頼もしい働き手がいたら大助かりだっただろうなあ」と思うほどです。

昔の人たちが、どんな工夫をしてお米を食べられるようにしてきたのか。子どもたちは、実際に体を動かしながら、その知恵と苦労を感じています。

そして、足踏み脱穀の最後には、田んぼ脇の側溝がまさかのアミューズメント施設に大変身!

側溝に藁を並べると、その下をくぐって、もぐらたたきゲームの始まりです。もぐら役になったり、たたく役になったり(!?)、足踏み脱穀の最後に大盛り上がり。普通なら、側溝は水を流すところ。でも、にっこにこの子どもたちにかかれば、遊び場に早変わりです!

稲を刈るだけでは終わらない、遊びの発明家たち。働いて、遊んで、また働いて。田んぼの一日は、最後まで大忙しでした。

田植えをして、稲を育て、刈り取り、干して、脱穀して……。

お米が食卓に届くまでには、たくさんの手間と時間がかかります。

その一つひとつを、自分たちの手と足で経験してきた子どもたち。

すべての脱穀が終わり、あとはお米をいただく日を待つばかりです。

自分たちが関わってきたお米を食べるとき、どんな味がするのでしょう。きっと、いつものご飯とはひと味違う、特別なおいしさが待っていますね!

金曜日:手のひらから生まれた、ふしぎな仲間たち

金曜日は、手に絵の具を塗って、手の形を生かしたアートづくりに挑戦しました。

手のひらや指に色をつけて、紙にペタッ!

いつもは何かをつかんだり、土を掘ったり、柿の皮をむいたりしている手が、この日は作品を生み出す魔法の道具に変身です。

小さなお友だちが手に絵の具を塗るときには、そっと手伝ってあげる姿も見られました。

「こうやって塗るんだよ」

そんな声が聞こえてきそうな、やさしいお手伝い。

自分の作品をつくるだけでなく、小さなお友だちのことも気にかける。そんな姿に、子どもたちの心の成長を感じます。

そして、できあがった作品はというと……。

カニにタコ、歌って踊る小鳥、さらには宇宙からやってきた兄弟まで!

手の形から、こんなにもいろいろな世界が生まれるとは。

同じ手を使っているのに、思い浮かべるものも、色の選び方も、表現の仕方も一人ひとり違います。

「これは何かな?」と想像しながら眺めていると、子どもたちの頭の中に広がる世界を、ちょっとのぞかせてもらったような気持ちになります。

子どもたちの自由な発想って、本当におもしろい!

大人が「手の形を使って何かをつくろう」と考えると、つい正解を探したくなります。でも、子どもたちの世界には、正解も不正解もありません。

カニが踊っても、小鳥が歌っても、宇宙人が兄弟でやってきても、全部すてきな作品です。

これからも、一人ひとりの「やってみたい」「こんなものがあったらおもしろい」という気持ちを、大切に育んでいきたいですね。

そして、楽しい活動のあと、食事を終えた頃に緊急地震速報が流れました。

突然の知らせに、子どもたちはすぐに集まり、安全確認。日頃から繰り返してきた防災訓練で身につけた行動が、自然と表れていました。

その後、地震の通報は誤報だったことが分かり、戸惑う場面もありましたが、いざというときに自分の身を守るための行動を実践できたことは、大切な経験となりました。

いつもの遊びや生活の中で積み重ねてきた練習が、いざというときの力につながる。そんなことを改めて感じた出来事でした。

楽しい毎日を安心して過ごすためにも、これからも子どもたちと一緒に、安全について考え、備えていきたいと思います。

10月のお誕生日会:小さな一歩が、大きな成長に

午後は、10月生まれのお友だちのお誕生日会を開きました。

今回、ひときわ心に残ったのは、入園してまだ数日の小さなお友だちの姿です。

にっこにこに仲間入りして、まだほんの少し。

いつもと違う場所、たくさんのお友だち、みんなの視線が集まるお誕生日会。大人でも、ちょっぴりドキドキしてしまいそうな場面です。

それでも、その小さなお友だちは、みんなの前に堂々と立ち、インタビューにも答えてくれました。

入園して数日とは思えない、その姿。

もちろん、初めての場所で過ごすことや、みんなの前に出ることには、一人ひとりのペースがあります。だからこそ、その子が見せてくれた一歩が、とても頼もしく、うれしく感じられました。

そして、その姿を見守る保護者の皆さんの、やさしいまなざし。

あたたかな拍手が会場を包み、子どもたちの成長をみんなで喜び合う時間になりました。

子どもが新しい世界に踏み出すとき、その背中をそっと支える大人がいる。できたことを一緒に喜び、ありのままの姿を受け止めてくれる人がいる。

そんな安心感が、子どもたちの「やってみよう」という気持ちにつながっていくのだと思います。

お誕生日、おめでとう!

これから、にっこにこの森で、どんなことに出会い、どんな表情を見せてくれるのでしょう。

一人ひとりの歩幅は違っても、その子らしい一歩を、みんなで見守っていきたいと思います。

今週も、子どもたちの力にびっくり!

柿の皮むきに、サツマイモ掘り、足踏み脱穀。手のひらから広がるアートに、新しい仲間の小さな一歩。そして、突然の緊急地震速報の中で見られた、日頃の訓練の成果。

今週も、にっこにこの子どもたちは、笑ったり、工夫したり、夢中になったりしながら、たくさんの経験を重ねました。

大人が「難しいかな?」と思うことも、やってみるとできることがある。最初はうまくいかなくても、繰り返すうちにできるようになることがある。そして、自分のことだけでなく、誰かを気にかける気持ちや、自分の身を守る力も、日々の暮らしの中で少しずつ育っていきます。

そんな子どもたちの姿を見ていると、成長とは、何かが急にできるようになることだけではないのだと感じます。

森で過ごす毎日の中にある、小さな発見、小さな挑戦、小さなやさしさ。その一つひとつを大切にしながら、来週も、子どもたちと一緒に思いっきり楽しんでいきたいと思います!

にっこにこの森には、笑いと驚きと発見がいっぱい。

さあ、来週はどんな物語が待っているでしょうか。

森の子どもたちの冒険は、まだまだ続きます!

たまちゃん

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