今週のにっこにこのお友だちは、森の中でたくさんの“ちいさないのち”と出会いました。
風が吹くたび、木の上からひらりひらりと降ってくる尺取虫たち。
「いた!またいた!」と宝探しのように夢中で見つけては、目を輝かせる子どもたち。
「先生、とっておきのかわいい子を見せてあげる!」
そう言ってそっと手のひらを差し出すと、そこには小さなてんとう虫。
まるで秘密の宝石を見せるような、その誇らしげな表情がなんとも愛らしかったです。
またある子は、体についていた蛭を見つけると、咬まれないように指でくるくると回していました。けれど動かなくなってしまうと、そっとお墓を作ってあげる姿がありました。

大人にとっては「困った虫」でも、子どもたちにとっては同じ森に暮らす仲間。
血を吸われてもなお、生き物として大切に見つめるその優しさに、思わず胸があたたかくなりました。
「これ、何の形に見える?」 不思議な形の葉っぱを見せてくれる子。

小さなお友だちを笑顔にさせたいと、重い電車を何回も押してあげたり。

いつものようにオタマジャクシの池を元気いっぱい駆け抜ける子。
泥んこの中でぺたんと座り込み、おしゃべりに花を咲かせる子たちの姿は、まるで森の中の泥パック女子会。
なんとも贅沢で、自然派なひとときです。


そして今週は、いよいよにっこにこ畑がスタートしました。
自分で育てたい苗や種を持ってきて、これから月に一度のごはん作りやお誕生日会の食材にもなっていく、大切な畑です。
この日は、事前に子どもたちが描いた看板を、保護者の皆さまと一緒に仕上げました。
木に釘を打ち、トンカチでトントン。

親子で息を合わせながら作るその時間は、畑づくりの始まりをぐっと特別なものにしてくれました。ご協力、本当にありがとうございました。
まだ畑へ移動する前なのに、出来上がった看板を地面に立てて、トントンと土に打ち込む真似をしている子の姿も。
「早く植えたい!」そんな気持ちが伝わってきて、思わず笑ってしまいました。

全員の看板が完成すると、いよいよ畑へ出発。
苗や種を植え、看板を立て、水をたっぷりあげて——
世界にひとつだけのにっこにこ畑が完成しました。

今年の人気は、トマト、西瓜、メロン。
どれも夏のわくわくがぎゅっと詰まった顔ぶれです。
そんな中、ひときわ気になる看板がひとつ。
そこに書かれていたのは——
「忍者と手裏剣」

こぶたの種なら聞いたことがありますが、忍者と手裏剣の種とは…。
いったいどんな芽が出て、どんな実がなるのでしょう。
これからの成長が楽しみでなりません。
畑には、かわいい蛙さん、蟹さん、ミミズさんも顔を見せてくれました。

そしてスコップを持つと必ず現れる、穴掘り名人たち。

今年もまた、畑のあちこちに不思議な穴が増えていきそうです。
お風呂?宝探し?落とし穴?さて、この穴はいったい何になるのでしょう?
森も畑も、子どもたちの“やってみたい”でいっぱいです。
小さな発見に心を動かし、いのちにやさしく触れ、自分の手で育てる喜びを知る。
夢中になって遊ぶ時間が、いつの間にか学びへとつながり、子どもたちの心と身体を大きく育ててくれているように感じます。
これから森や畑で、どんな発見や成長が生まれていくのか、とても楽しみです。
にっこにこの森には、笑いと驚き、そして発見がいっぱい。
また一緒に、元気いっぱいあそびましょうね。
たまちゃん🌱

